沖縄で33年ぶりに豚コレラ。暮らし・経済に影響は?

沖縄県が、昨日、うるま市の養豚所で豚コレラの感染を確認したと発表しました。合計1813頭の殺処分が決定していて、感染の拡大を最小限の抑えるため、 移動制限区域、と搬出制限区域を設けています。平成30年の内閣府のデータによると、沖縄県の豚の飼育頭数は22万5800頭です。

豚が感染した養豚場では、年末年始の期間で50頭ほどの不審死があったようですが、県への報告が1月6日と約2週間経った後で、発覚が遅れたそうです。また、近隣の養豚場で沖縄固有種のアグーにも感染が確認されました。

さて、沖縄でも発覚してしまった豚コレラ。暮らしや経済に影響はあるのでしょうか?

沖縄の食文化でほかの都道府県と大きく異なる点は、「鳴き声以外は全部食べられる」と言われているほど豚肉を多く使います。沖縄県民なら知ってるメジャーな豚肉料理といえば、

  • 沖縄そば
  • ちゃんぷるー料理
  • てびち
  • じゅーしー
  • らふてー
  • ミミガー、チラガー
  • 中身汁
  • チーイリチャー

などが挙げられますが、最近は観光客向けに沖縄そばやちゃんぷるーなどだけではなく、沖縄固有種のアグーを使ったしゃぶしゃぶや焼き肉などを扱うお店も増えています。また、料理に直接使われない部分でも、脂肪分のラードや、沖縄料理には欠かせない豚骨出汁などもあります。

今のところ目立った影響などは報告されていないものの、沖縄で豚コレラの感染が拡大した場合、不安から消費が冷え込む可能性があります。消費が冷え込むと、養豚場だけではなく、精肉店やスーパーなどにも、もちろん影響します。

そうなると、沖縄県民の暮らしだけではなく、観光客向けに事業を展開する飲食店でも、客足の減少が想定できます。需要と共有がともに減少し、近年伸びつつあった沖縄県の畜産業が低迷する可能性も否定できません。

農業や畜産業、漁業などといった第一次産業が小売店、観光業などのサービス業がメインの第三次産業に与える影響が大きいということが分かると思います。

豚コレラは、感染した豚肉を仮に食べてしまったとしても人には感染しないと言われていて、世界的にも人への感染は確認されていないとのことです。沖縄県は、感染の拡大を抑え込むため、沖縄県の養豚場を消毒する、ワクチンを接種するなどの対応を急いでいます。

他国・他都道府県と海を隔てた沖縄への感染経路は、まだ分かっていないそうです。

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