恩納村に高級ヴィラ

 

報道によると、セドナコーポレーションが恩納村山田にヴィラタイプのホテルをオープンする予定とのことです。同社は沖縄県内でリゾートホテルの運営を手がけており、新たな施設を展開する形。富裕層をターゲットとしており、9664㎡(約2923坪)の広い敷地に延べ床面積約1721㎡の施設を建築予定。
客室は全18室と少なく、プライベートプールや露天風呂などを備えているそうです。テラスを含めると1室あたり120㎡の広々とした空間で、長期滞在に対応したキッチンなども整備。長期滞在に対応した高級化路線、といえそうです。
いまのところ沖縄を訪れる観光客の一人あたり予算を押し下げているといわれる「高級」要素の欠如。こういった新しい施設がどれくらい富裕層を取り込めるかで、沖縄の観光産業の未来が変わってきそうな気がします。ちょっと注目の施設といえそうです。
施設名賞はU-MUIフォレストヴィラ・オキナワ・ヤマダグスク。2019年5月をめどに開業を予定しているそうです。

第一交通が那覇-本部間に高速船

9月27日付けの沖縄タイムスによると、沖縄県内でバスやタクシー事業を行う第一交通が、那覇-本部を1時間半で結ぶ高速船の定期便を開設するそうです。開設の時期は2019年の4月。沖縄観光の玄関口那覇市と、沖縄美ら海水族館がある本部町を結ぶ便が復活するのは久しぶりのことになります。
那覇-本部の直行便のほか、北谷町、恩納村、名護市などを経由する便の実証実験を行い、6日間で約500人が利用。道路の渋滞を避けながら観光拠点間を移動できることから、需要が見込めると判断したそうです。
気になる運賃や1日の便数など、詳細はこれから煮詰めるとのことで、北部エリアの宿泊施設に与える影響は今のところ未知数。ちなみに、実証実験中の運賃は3000円だったそうです。

8月の観光客103万人

9月26日付けの沖縄タイムスによると、沖縄県が25日に発表した8月の入域観光客数は、前年同月比3.5%増の103万7900人だったそうです。
8月には様々な自然災害があり、沖縄県にも台風が接近しましたが、それでも単月で過去最高を記録。内訳を見ると、国内客が73万7900人、外国客が30万人と発表されています。
このように入域客数は好調に推移し、2017年度の統計をみると沖縄県の観光客数はハワイを超えたそうです。ただし、ハワイに比べて沖縄での滞在日数や消費額は少なく、本当の意味で観光産業が豊かになっているかというと少々疑問。沖縄県観光政策課の発表によると、むしろ観光客の一人あたり消費が減少しています。
そこには観光客の「ハワイには行けないけど、ちょと沖縄にでも旅行に行ってみるか」的な判断が見え隠れし、沖縄がプアマンズハワイ的な位置づけになっている可能性も。今後は沖縄のブランド力をどうあげていくか、が課題になりそうです。
さて、今週末は沖縄知事選。
そういった視点で見て、どの候補がいい仕事をしてくれそうか? 難しいですね。

北部テーマパークへ準備会社設立

8月23日の沖縄タイムスによると、北部でのテーマパーク事業推進に向けて、準備会社となる「ジャパンエンターテイメント」が那覇市内に設立されたそうです。オリオンビール、リウボウ、ゆがふホールディングスの県内3社と近鉄グループホールディングス(大阪府)、市場分析などを担当する「刀」(東京都)の5社が、同社を設立した形。ジャパンエンターテイメントの代表は、かつてUSJの進出計画にプロジェクトリーダーとして関わった、加藤健史氏(刀)が就任したそうです。

準備会社設立から1年半をめどに建設地を決定し、2020年代前半での開業を目指すとのことで、現在のところ今帰仁村の嵐山ゴルフ場など複数の候補地が検討されているとか。どこに建設されるかによって、各市町村への影響は変わってきそうですが、いずれにせよ北部観光のディスティネーションがひとつ増えることは確実そうです。
今もっとも求心力を持つ観光物件「美ら海水族館/海洋博公園」に加えて、新しいテーマパークがもうひとつの目的地として定着してくれたら、北部観光のリピーターが増えたり、あるいは北部での宿泊日数が増えるという効果も期待できそう。

今後1年半、宿泊施設開業を計画している方は、今回発表されたテーマパーク事業の行方もにらみながら、候補地を探すことになるでしょう。