沖縄の宿、まだ足りない?

昨年のリゾートホテルの稼働率が8割を切り、宿泊特化型ホテルと民泊の稼働率が上がってきているという発表が最近ありましたが、なんと、沖縄の宿はまだ足りないそうです。

2018年度に新しく開場したホテルは2488軒で、前年比で19.5%増し。ホテル・旅館業が561軒の増に対し、民宿などは1890軒増。その他、住宅宿泊事業(民泊)は752軒の届け出がありました。個人で運営・管理する宿泊施設が増加傾向にあるような感じがします。

県が目標とする観光客数1200万人と、平均宿泊日数4、5日が実現したとき、一日に必要な客室数は5万6千室と予測されていますが、現在の客室数は4万9560室で、まだ足りないと認識されています。

観光業にも、年間を通してピーク時とそうでないときがあるのと、目標としている1200万人の観光客数を達成した後、その数の観光客数が継続的に沖縄を訪れるのかという課題もあります。それらをふまえると、何もかもピークに合わせるのもどうかと思いますが、まずは現実的な策として、既存のホテルの稼働率を85%ぐらいまでにもっていくこと、そして個人経営の小さな宿への宿泊を促すことが優先な気がします・・・。

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県内のリゾートホテル、稼働率8割切る

沖縄振興開発金融公庫の9月5日付の発表で、2018年度の沖縄県内のリゾートホテルの稼働率が80%を切っていたことが分かりました。

調査対象となったのは、シティホテル11軒、リゾートホテル28軒、宿泊特化型ホテル28軒の合計67軒。観光客の増加に伴い、全体的に80%前後で稼働しているものの、リゾートホテルは3年ぶりに80%を切り、79.6%に。一方で、宿泊特化型ホテルは10年連続で増加を続けており、昨年度は84.4%にまで上昇しました。

リゾートホテルは、競合ホテルの増加に伴う価格競争で昨年度よりも客室単価が減少しました。地域に密着した体験ができる民泊のカリキュラムが組み込まれて以降、その需要が高まり、ホテルでの一泊を民泊に切り替える修学旅行も多くなっていて、それも稼働率・客室単価減少の要因の一つになっているのではないかと見られています。

一方で宿泊特化型ホテルは、宿泊費を押さえたい外国人観光客に人気で、客室単価も増加傾向に。食事も、ホテルで済ませるのではなく外に出向く観光客も増えており、朝食なしの格安宿泊プランを選ぶ観光客も少なくないとのことです。

まだまだホテル建設が続く沖縄。今後の動向に目が離せない方も少なくないと思います。

参考サイト↓
沖縄振興開発金融公庫 データ

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読谷、宮古島でそれぞれ同日にホテル開業

読谷村瀬名波・宮古島市上野にそれぞれ、7月20日に新しくホテルが開業しました。

読谷村でオープンしたのはグランディスタイル沖縄読谷。客室は、5種類の全54室。約50㎡~約78㎡の広々とした客室のホテルです。「沖縄を美しくしなやかに遊ぶ」をコンセプトとしており、施設内には読谷村の街や海を望めるプールも。宿泊は16歳以上が対象のホテルだそうです。

宮古島市でオープンしたのは、シギラリゾートのホテル、シギラミラージュヒルサイド。4月にはホテルシギラミラージュベイサイドがオープンしており、同リゾート内の7番目のホテルとしてのグランドオープンとなりました。高層ホテルのベイサイド(11階建て)とは対照的に、ヒルサイドは2階建てのヴィラタイプ。客室は全40室で、全室プライベートプール付き。富裕層をターゲットとしたホテルです。

また、来年1月には那覇市松の旧国映館跡地に大型宿泊施設、「ホテルコレクティブ那覇」がオープン予定。野外プールも併設するそうです。

宮古島、トレーラーハウス事業本格化

観光客の激増と、建築ラッシュで地価の高騰、住居不足・家賃高騰が目立つ宮古島。新たに、「トレーラーハウス」を利用した事業が始まります。

トレーラーハウス事業を手掛けるのは、宮古島でホテルやゴルフ場などの運営を行う、株式会社オーシャンズリゾート。同社は、6月にはトレーラーハウスを150台輸入しており、9月には追加で50台、合計約200台のトレーラーハウスを宮古空港周辺に設置する計画をしているとのことです。

これらのトレーラーハウスは、宿泊施設としての利用だけではなく、好景気に伴う建設業者や観光業界関連の事業者の住宅不足を補うための寮にも活用していく方向です。

また、10月には店舗型のトレーラーハウスを30台導入する予定で、屋台村の運営も視野にいれています。

トレーラーハウスの車種や、どのような契約内容を結ぶのかによって異なってきますが、トレーラーハウスのレンタル料は一か月約5万~。電気・水道も利用でき、トイレ・シャワールームも備えられている。

トレーラーハウスは大規模な開発は必要ない。また、すぐに設置できるという点から、現在宮古島が抱える様々な問題の解決の糸口になりえるかもしれません。

2019年開業の沖縄のリゾートホテル

ここ数年、沖縄県内では本島・離島とホテルの開業が続いています。今年も開業するリゾートホテルやコンドミニアムが多数あります。今年開業するリゾートホテルの一部をまとめまてみました。

4月1日オープン「RuGu」宮古島市(来間島)

来間島にオープンした、宮古島市初のグランピングリゾート。客室は全室トレーラーハウス。個人的に、タイニーハウスやトレーラーハウスが好きなので楽しくHPを見ていました。当初は、1月オープン予定だったらしいです。

「自然の造形をありのままに残したい」という思いから、全客室トレーラーハウスを採用しているそうです。竜宮(りゅうぐう)の神様の名前から、RuGu(るーぐ-)の名前をいただいたそうです。

HP https://www.rugu.co.jp/

4月13日オープン「アラマハイナ コンドホテル」本部町

本部町・美ら海水族館まで車で5分、海洋博公園まで徒歩3分、そして3月22日にオープンした、グルメエリアや名産品、焦点のようなコンビニなどのお店が並ぶハナサキマルシェが併設する最高の立地。

客室は、全室オーシャンビュー。キッチン、ダイニング、リビングがベッドルームと分かれていて、ロングステイ仕様になっているそうです。

HP https://www.ala-mahaina.com/

4月オープン「ホテルシギラミラージュ」宮古島市

宮古島、最南端の海岸にある「シギラリゾート」に新たにオープンしたホテル。シギラリゾートは、様々なタイプのホテルや施設が立ち並ぶリゾート地。カントリークラブも併設しています。

ベイサイドとヒルサイドに分かれており、ヒルサイドは7月オープン予定で、全40室にプライベートプール付き。

HP https://shigira-mirage.com/

5月1日オープン
「U-MUI Forest Villa Okinawa YAMADA GUSUKU」恩納村

令和元年5月1日にオープンした、真栄田岬に近い恩納村山田の隠れ家的な場所にある、全18室のプライベートヴィラ。全室に露天風呂付き。プライベートプールが付いている客室もあります。

料金はオールインクルーシブ。飲食はもちろん、空港までの送迎をはじめ、一部屋に一台のレンタカーも含まれています。レストランは、沖縄県産島野菜を使用し、営業時間内であればいつでも好きなだけ食事ができるそうです。

HP https://u-mui.jp/

5月6日オープン「the rescape」宮古島市

宮古島市の城辺長間に新しくオープンした高級リゾートホテル。隠れ家のような場所で過ごす、ゆっくりとした自分だけの時間を楽しめそうなホテルです。

建物は、ほとんどが平屋で、ほとんどがプライベートプール付き。また、素潜り漁師の見学ができたりなど、宮古島独特のアクティビティが多数用意されているのが特徴的です。

HP https://okinawa-uds.co.jp/hotels/the-rescape/

7月10日予定「ロジワールリビングスイーツ瀬良垣」恩納村

恩納村・瀬良垣に7月10日にオープンするホテル。暮らすように過ごせるような客室がポイントのように感じます。お部屋は木調を基本としたパステル調の優しい色合い。

スティック型掃除機などの家電も備わっていて、長期滞在にも対応できるコンドミニアム型のホテルです。現在、開業記念キャンペーン中だそうです。

HP https://www.loisir-seragaki.com/

7月29日予定「ハレクラニ沖縄」恩納村

2017年に100周年を迎えた、ハワイのホテルブランド、「Halekulani(ハレクラニ)」が恩納村にオープンします。海岸線の美しい伊武部(いんぶ)ビーチに隣接しており、海岸の長さはおよそ1.7km。

360室ある客室は、全室オーシャンビュー。プライベートプールと、天然温泉を備えたヴィラもあるそうです。いろんな方がオープンを楽しみにしているホテルの一つではないかと思います。

HP https://www.okinawa.halekulani.com/

沖縄のホテル建築は、来年度も続く…。

来年度も、読谷村のオープン予定の「星のや」や、本部町・瀬底島にオープン予定の「ヒルトン」など、ホテル建設が続きそうです。

特に驚きなのは、やはり宮古島。2019年度だけでも宮古島市内だけでも4、5件のホテル建設がありましたが来年度はどうなるのでしょうか。宮古島だけでなく、沖縄全体で住民の生活と観光客とのバランスを上手にとる必要性を感じます。

宮古島に隠れ家ホテル

報道によると、ホテル等リゾート系施設の運営を手がける県内企業沖縄UDSが、宮古島市城辺にホテル「ザ・リスケープ」をオープンしたそうです。同施設は全41室のヴィラタイプホテル。立地するのは城辺の北西端、宮古島の中央北側にあたり、自然が残る静かな環境です。日常生活を忘れてゆっくりと過ごせるハイダウェイ・リゾート(隠れ家リゾート)をコンセプトとしており、ビーチに沿って配置された施設で休日を楽しめるのが特長です。
宿泊価格は1泊2人で3万円から。オリジナルのマリンアクティビティーなども用意しているそうです。

ホテル「ザ・リスケープ」公式サイト

「変なホテル」が沖縄に?

報道によるとエイチ・アイ・エス(HIS)の関連会社、HISホールディングスが、2021年をめどに沖縄県進出を計画しているそうです。沖縄本島の他離島にも進出する可能性があるとのことですが、候補地は未定。ただ、那覇市前島が有力との話もあるようです。
HISホールディングスは国内外で4ブランドのホテルを運営しているそうですが、最近話題になっているのは、ロボットが接客することで有名な「変なホテル」。チェックイン・アウト業務などをロボットが担当する姿が話題となっており、2017年に東京で開業して以来、現在全国11カ所に進出しています。
沖縄を訪れる観光客が今後も増加すると見込めることや、旅行会社として送客の強化につながるなどのメリットがあることから、事業展開を計画しているとのことです。

恩納村にフォーシーズンズ

報道によると、ベルジャヤ・グループとフォーシーズンズホテルズアンドリゾーツが、恩納村の恩納通信所跡地にホテルを建設予定とのことです。

ホテルの名称は『フォーシーズンズリゾートアンドプライベートレジデンス沖縄』。総面積40ヘクタール以上、客室はホテルタイプ120室、レジデンスタイプ120室、ヴィラタイプ40棟の合計280室。総工費約4億ドルで、工期は約4年。

ベルジャヤ・グループはマレーシアでリゾートホテルの運営、不動産開発などを行っているそうで、フォーシーズンズのブランド力を生かす形での事業計画のようです。

(写真はイメージです)

赤嶺駅近くにキャビンホテルオープン

写真は公式サイトより

報道によると、那覇市宇栄原に「グランドキャビンホテル那覇小禄(運営=波之上産業)」がオープンしたそうです。場所は赤嶺駅から歩いてすぐ。以前雑貨店のETWSなどが入っていたビルを改装したようで、外観の形状は当時のままで、外壁塗り替えなどを行い、内装は大幅にリノベーションしているようです。

カプセルホテルよりゆったりした「個室」を並べた感じで、男女別にフロアをわけて合計150名定員。シャワーブースやレストラン(ラウンジ)、コインランドリーなどを備えています。オープニングプランとして、本来1泊7000円から(シングルの場合)の宿泊料金を4000円から受け付けているそうです。

赤嶺駅が近く、那覇空港へのアクセスが便利なので、「飛行機の時間が微妙で前乗りしたい」「那覇で飲んでから、翌朝の飛行機で帰りたい」といった場合にはかなりよさそうです。

グランドキャビンホテル那覇小禄公式サイト

 

アイムホーム関係のホテル事業拡大中

報道によると、名護市済井出などで約20棟のコンドミニアム&ヴィラを建築してきた、コルディオリゾートが、恩納村瀬良垣に『ロワジールリビングスイーツ瀬良垣』を建築するとのことです。5412平方メートルの敷地に、105室という規模の、滞在型施設のようです。建築はアイムホームと琉球樂団。

実はこの組み合わせでしばらく前に発表された計画がもう一つあります。古宇利小学校跡地を利用する、『コルディオ琉球テラス&ヴィラズ古宇利』。

こちらは、平屋建てタイプ14棟とメゾネットタイプ30室のホテル客室を備え、チャペルやプール、地域交流広場を併設するそうです。

古宇利島の施設はジョイが運営し、レストランを併設しないという簡易宿舎的な考え方です。

瀬良垣の施設はソラーレホテルズアンドリゾーツが運営するそうなので、古宇利島とは違った形態になるように思えます。

しかし、近い将来一気に約150室のホテルをオープンさせるアイムホーム。かなりすごい勢いですね。