韓国人観光客、2年4カ月ぶり減

沖縄県は、先月27日に7月の入域観光客数を発表しました。7月の入域観光客数は、過去最高の96万3600人。下地空港の開港や、那覇空港航空路線の拡充や、大型クルーズ船の寄港回数増で国内客、外国客ともに増加した。

総数は前年度よりも増えているものの、韓国からの観光客の数は4万人を切り、2年4か月ぶりの減少となりました。8月以降も韓国ー那覇を結ぶ航空路の運休・減便が発表されているため、韓国人観光客は減少する予想されます。今後も日韓関係の影響が響きそうです。

韓国人観光客の減少を受け、沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)の下地会長は、 記者会見で対策案を発表しました。

下地会長は、実際に韓国へ訪問し、観光業関係者の方々と意見交換をしており、 韓国で旅行商談会を10月上旬までに開催することを発表しています。 秋以降、韓国の旅行シーズンはピークを迎えますが、それまでに韓国に各観光関係者沖縄に招き、ツアーを開催する予定もあるそうです。

運休・減便が相次ぐ那覇-韓国路線

日韓対立の影響で、沖縄を訪れる韓国人観光客が減っていく中、採算が合わなくなり、各航空会社の運休・減便が相次いでいます。

2018年度に沖縄を訪れた観光客数は999万人で、そのうち韓国人観光客は5.5%を占める55万人。そのうちの約90%が空路を利用しいる中、採算が合わなくなった各航空会社の運休・減便が相次いでいます。

国内の各空港で運休・減便が相次いでいますが、那覇-韓国路線は、以下の航空会社が運休・減便を発表しています。

ソウル-那覇

イースター航空
9月18日~10月26日の期間中、週7→週4に減便

ティーウェイ航空
9月1日・2日のソウル発TW271便
9月12日・13日の那覇発TW272便
9月3日~11日までの全便
9月13日以降の火・木・土曜
がそれぞれ運休

9月12日のソウル発TW271便
9月13以降の月・水・金・日曜の週4便
は、運航

釜山-那覇

アシアナ航空
8月23日以降、運休。

修復の気配が見られない日韓関係の亀裂。県内の観光関係者は、懸念の声を上げています。

韓国輸出規制、沖縄の観光に大きな影響

7月上旬から韓国輸出規制問題が始まってから、韓国では日本の商品の不買運動がたびたび見られますが、沖縄の観光にも影響しているようです。

7月上旬、日本が韓国に対して輸出規制強化措置を加えたあとから、個人旅行客や団体旅行客のキャンセルが相次いでいる状況。また、輸出が優遇される「ホワイト国」から韓国を除外したことも重なり、韓国の旅行シーズンがピークになる10月以降の予約にもかなりの鈍りが見られます。

空の便も、韓国のLCCのティーウェイ航空はすでに運休しており、8月からはアシアナ航空が、9月からはLCCのイースター航空が運休・減便することが決まっており、空の便の運休・減便は今後も続く可能性があるのではないかと危惧されています。

観光客の減少や空の便の運休・減便は、航空会社やツアー会社だけではなく、ホテルやレンタカー会社にも大きな影響を与え、相当冷え込んでいる状況です。

2018年度に沖縄を訪れた999万人の観光客のうち、韓国人は55万人で、全体の約5.5%を占めます。